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Yes

私の大好きな作家にレイ・ブラッドベリ (Ray Bradbury)という作家がいます。

少年の心をずっと持ち続けるこひとが出来た稀有な大人で、今年の6月に亡くなりました。

彼の遺した「火星年代記」や「ウは宇宙船のウ」、「十月はたそがれの国」は今でも心に深く刻まれています。

センス・オブ・ワンダー。

知を楽しむ心、彼はそれを私に教えてくれました。宇宙へ、深海へ、過去へ、異郷の地へ、いろんなところへ運んでくれました。

彼のエピソードでこんな話があります。以前NHKの番組出ていた彼が語った話です。

彼は小説が売れる前からある古書店にずっと通っていました。

そこのレジにいる娘さんが大好きで仕方なかったからです。

やっと自分の小説が出版されることになった折、彼は思い切ってその娘さんにプロポーズしました。

「彼女はそのとき、とても優しい声でYesと言ってくれたよ。それはわたしの今まで聞いた中で最高のYESだったね。」

彼は80過ぎて、嬉しそうにこのことを語ってくれました。

そして、妻が亡くなるまでの56年間、二人はいつも一緒でした。

ある人が、「結婚後もそんなに仲良くできる方法はなんですか」と尋ねたところ、「ユーモアのセンスじゃよ。」と答えたそうです。

「何があってもどこか憎めないような二人であること。」これが大切だそうです。

こんなに最高の結婚生活を続けられるって幸せなことですね。

  by kubogon | 2012-10-15 17:21 | 教育

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